【要注意】ワイモバイルでGalaxyは利用できる？業界歴10年以上のプロ解説

当記事はPRを含みます。

ワイモバイルでGalaxyを使おうか悩んでいる方必見です！

Androidスマホで人気のGalaxyシリーズ。

ワイモバイルではGalaxyシリーズの取り扱いがなく、ドコモ・au・UQモバイルで取扱があります。

Galaxyシリーズを利用している方の中でワイモバイルを利用できるのか疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に、『Galaxyシリーズをワイモバイルで使えるの？』と質問をいただきます。

今回の記事では、通信キャリア業界歴10年以上のプロである私が、ドコモ・au（UQモバイル含む）・楽天モバイルのGalaxyがワイモバイルで利用できるのか詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、Galaxyシリーズを利用するのにおすすめの携帯電話会社がわかります。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

※表示価格は特に断りがない限り税込です。

2023年10月3日からワイモバイルは、新料金プラン『シンプル2』がスタート！詳しい解説はコチラ。

【結論】ワイモバイルで国内版Galaxyは利用できるがおすすめはしない（2023年以降発売機種はOK）

結論から申し上げますと、国内版Galaxy（ドコモ／au／楽天）はワイモバイルで利用できますが、おすすめはしません。

ただし、2023年以降に発売される機種とGalaxy Z Flip4、Z Fold4はワイモバイルのプラチナバンド（Band8）に対応しているので、利用をおすすめできます。

この表では、データ通信『〇』となっています。

しかし、これだけで判断するのは危険です。

データ通信はできるけど、今までと同じように利用できるわけでないと覚えておきましょう。

おすすめしない理由を解説していきます。

【おすすめしない理由】プラチナバンド非対応

おすすめしない理由は、ドコモやauのGalaxyシリーズがワイモバイルの『プラチナバンド』に対応していないからです。

ただし、2023年以降に発売される機種とGalaxy Z Flip4、Z Fold4はワイモバイルのプラチナバンド（Band8）に対応しているので、利用をおすすめできます。

ワイモバイルの周波数を利用して通信サービスを提供しています。

ワイモバイルで利用したい手持ちのGalaxyがLTE Band8（プラチナバンド）に対応しているかどうかが重要です。

プラチナバンドって何？

プラチナバンドについて解説します。

簡単に言うと、『プラチナバンドがあると屋内やビルのまわりや電車の中でも繋がりやすい』と覚えておきましょう。

このプラチナバンドがないと、屋内で圏外になったりしてけっこう不便です。

ワイモバイルの周波数帯

ワイモバイルは、これらの周波数を利用して通信サービスを提供しています。

この中でも重要になるのが、 LTE Band8(プラチナバンド） です。

ドコモ版Galaxyの対応周波数（2023年夏モデル追記・2023年7月1日）

機種	700MHz （Band28)	800MHz (Band19)	900MHz (Band8) ワイモバイルのプラチナバンド
S23	〇	〇	〇
S23 Ultra	〇	〇	〇
A54 5G	〇	〇	〇
A23 5G	〇	〇	〇
Z Fold4	〇	〇	〇
Z Flip4	〇	〇	〇
S22	〇	〇	✖
S22 Ultra	〇	〇	✖
A53 5G	✖	〇	✖
S21 5G	〇	〇	✖
S21 Ultra 5G	〇	〇	✖
S21 5G Olympic Games Edition	〇	〇	✖
S20 5G	〇	〇	✖
S20＋ 5G	〇	〇	✖
Note20 Ultra 5G	〇	〇	✖
S10	〇	〇	✖
S10＋	〇	〇	✖
A52	✖	〇	✖
A51	✖	〇	✖
A41	✖	〇	✖
A21	✖	〇	✖
A20	✖	〇	✖

見ていただいた通りでドコモ版のGalaxyはワイモバイルのプラチナバンド（Band8）には対応していません。

ただし、2023年以降に発売される機種とGalaxy Z Flip4、Z Fold4はワイモバイルのプラチナバンド（Band8）に対応しているので、利用をおすすめできます。

au版Galaxyの対応周波数（2023年夏モデル追記・2023年7月1日）

機種	700MHz （Band28)	800MHz (Band18／26)	900MHz (Band8) ワイモバイルのプラチナバンド
S23	〇	〇	〇
S23 Ultra	〇	〇	〇
A54 5G	〇	〇	〇
A23 5G	〇	〇	〇
Z Fold4	〇	〇	〇
Z Flip4	〇	〇	〇
S22	〇	〇／－	✖
S22 Ultra	〇	〇／－	✖
A53 5G	✖	〇／－	✖
Z Fold3 5G	〇	〇／－	✖
Z Flip3 5G	〇	〇／－	✖
A21 シンプル	✖	〇／〇	✖
S21 5G	〇	〇／－	✖
S21＋ 5G	〇	〇／－	✖
A32	✖	〇／－	✖
A51	✖	〇／－	✖
Z Fold2 5G	〇	〇／－	✖
Z Flip 5G	〇	〇／－	✖
Note20 Ultra 5G	〇	〇／－	✖
A41	✖	〇／－	✖
S20 Ultra 5G	〇	〇／－	✖
S20＋5G	〇	〇／－	✖
S20 5G	〇	〇／－	✖
Z Flip	〇	〇／－	✖
A20	✖	〇／〇	✖
Note10＋	〇	〇／－	✖
Fold	〇	〇／－	✖
S10＋	〇	〇／－	✖
S10	〇	〇／－	✖

auにもたくさんのGalaxyシリーズはありますが、Band8には対応していません。

楽天版Galaxyの対応周波数

楽天モバイルのGalaxyはGalaxyS10です。

この機種は、SIMフリーで楽天回線／ドコモ回線／au回線に対応しています

GalaxyS10の対応周波数は以下になります。

国内版Galaxyを利用するのにおすすめの携帯電話会社

国内版Galaxyをワイモバイルで利用するのはおすすめしないと解説してきました。

では、どこの携帯電話会社がおすすめなのかを解説していきます。

ドコモ版／au版／楽天モバイル版で見ていきましょう

ドコモ版Galaxy：ドコモ系格安SIM or ahamo

月額料金に安さを重視したい方はドコモ回線の格安SIM、通信品質を重視したい方はahamoがおすすめ。

ドコモ系の格安SIMでは、HISモバイルやIIJmioがおすすめです。

格安SIMの注意点として混雑時間帯に速度が低下します。

ドコモ回線の格安SIMの詳しい解説は以下をご覧ください。

au版Galaxy：UQモバイル

au版Galaxyを利用している方は、UQモバイルがおすすめです。

au版のGalaxyは、2017年以降には発売されているGalaxyであればSIMロック解除不要です。

具体的な機種でいうと、Galaxy Note8以降の機種です。

auからUQモバイルに乗り換える場合は、手数料や違約金も無料です。

UQモバイルは、対象のインターネットまたはでんきサービスとセットにすることで割引を受けることができます。

楽天版Galaxy：楽天モバイル／UQモバイル／ahamo／au・ドコモ回線の格安SIM

楽天版のGalaxyS10は、SIMフリーで楽天回線／au回線／ドコモ回線に対応しています。

選択肢がかなり広いです。

そのまま楽天モバイルを利用するのもありです。

エリアの問題で電波が入らないという場合は、UQモバイルやドコモ回線系のサービスに乗り換えを検討するのも選択肢に入れましょう。

通信品質・価格のバランスを考えるとUQモバイルがおすすめです。

まとめ

今回は、国内版Galaxyがワイモバイルで利用できるかについて解説してきました。

『利用はできるがおすすめはしない』が結論です。

国内版Galaxyは、ワイモバイルのプラチナバンドBand8に対応していないのでワイモバイルで利用する場合は注意しましょう。

屋内で圏外になったり繋がりにくくなる可能性があります。

ただし、2023年以降に発売される機種とGalaxy Z Flip4、Z Fold4はワイモバイルのプラチナバンド（Band8）に対応しているので、ワイモバイルでの利用をおすすめできます。

国内版のGalaxyシリーズを利用するにあたっておすすめの回線は、以下の通りです。

	ドコモ Galaxyシリーズ	au Galaxyシリーズ
おすすめ回線	HISモバイル IIJmio などのドコモ回線	UQモバイル

• ドコモGalaxyシリーズ➡HISモバイル・IIJmio
• auGalaxyシリーズ➡UQモバイル

Galaxyシリーズを利用中で乗り換えを検討している方は、参考にしていただければ幸いです。