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SoftBankからahamoに乗り換えようと思っているんだけど、メリットやデメリットを知りたいな。
SoftBankからahamoに乗り換えると、月額料金が安くなるメリットがある一方で、店舗サポートが有料になったりコールセンターでのサポートがなくなったりとデメリットもあるよ。
SoftBankからahamoに乗り換えを検討している方必見です。
ahamoは、ドコモが提供するオンライン専用ブランドで、通信品質はドコモと同等です。
追加料金不要で82の国と地域で海外データ通信が利用可能で人気のある格安料金プランです。
- SoftBankからahamoに乗り換える場合のメリットやデメリットを知りたい
- SoftBankからahamoに乗り換えできるか不安
- 携帯電話料金を安くしたいけど、後悔や失敗はしたくない
このようなお悩みをお持ちの方、ご安心ください。
今回は、通信キャリア業界歴10年以上のプロである私が、SoftBankからahamoに乗り換えるメリット・デメリットや乗り換え手順まで解説します。
この記事を読むことで、後悔や失敗することなくSoftBankからahamoに乗り換えることができるようになります。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
※表示価格は特に断りがない限り税込です。
- ahamo基本情報
- SoftBankからahamoに乗り換えデメリット13選
- データ通信量上限なしのプランが使えなくなる
- おうち割光セットの割引が受けられなくなる
- 新みんな家族割が受けられなくなり、家族の利用料金が上がる
- 家族割引を組んでいる場合は、家族間の通話が無料で利用できなくなる
- 通話を全くしない方でも、国内通話5分無料を外すことができない
- Yahoo!プレミアム会員無料特典がなくなる
- SoftBankのメールアドレス(キャリアメール)を継続利用する場合は、毎月330円必要
- 留守番電話や割込通話など通話オプションが使えなくなる
- SoftBankのAndroid機種をそのままahamoで利用する場合は、周波数帯に要注意
- SoftBankで利用している機種を分割支払いで途中の場合は、残債の支払いが必要
- 店舗サポートが有料になり、コールセンターが使えなくなる
- 未成年者は契約できない
- 海外ローミング時の速度制限に要注意
- SoftBankからahamoに乗り換えメリット10選
- ahamoがおすすめな人
- SoftBankからahamoに乗り換える手順
- まとめ
ahamo基本情報
料金 | 20GB+国内通話5分以内無料 2,970円 |
通信オプション | ahamo大盛りオプション +80GB 1,980円(2022年6月9日提供開始) |
国内通話 | 国内通話5分無料 国内通話5分超過後:22円/30秒 かけ放題:1,100円/月 |
割引サービス | なし |
特徴 | 海外82の国と地域で追加料金不要 ドコモオンラインショップで機種購入可能 |
契約事務手数料 | 無料 |
キャンペーン | 【ディズニープラス】 990円割引×6ヶ月 dポイント3,990ポイント進呈 抽選でQUOカード5,000円分当たる |
サポート体制 | 全国約2,300店舗(有償)/チャット |
ahamoは、ドコモが提供するオンライン専用ブランドです。
原則申し込みやサポートは、すべてオンライン(Web・チャットサポート)となっている代わりに、20GB+国内通話5分無料で2,970円のリーズナブルな料金を実現しています。
2022年6月9日からは、20GB以上利用したい方に、ahamo大盛りオプションが提供開始となり、100GB+国内通話5分無料で4,950円で利用可能です。
ahamoの特徴は、ドコモの5G/4G回線を利用できドコモよりも安い料金で利用できる点にあります。
また、追加料金不要で海外で国内データ通信量と合算して20GBまでデータ通信を82の国と地域で利用可能です。
オンライン専用ブランドではありますが、全国約2,300店舗のドコモショップで3,300円/回の料金を支払うことでサポートを受けることができます。
ちなみに、端末が故障した際の修理受付は無料。
SoftBankからahamoに乗り換えデメリット13選
SoftBankからahamoに乗り換えで、13個のデメリットがあるので、それぞれ解説していきます。
データ通信量上限なしのプランが使えなくなる
SoftBank | ahamo 国内通話5分無料含む | |
---|---|---|
料金プラン | ミニフィットプラン+ 1GB以下:3,278円 1GB~2GB:4,378円 2B~3GB:5,478円 メリハリ無制限(上限なし):7,238円 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円※ ※ahamo大盛りオプション利用で80GB追加 |
SoftBankからahamoに乗り換えると、データ通信使い放題の料金プランがなくなります。
SoftBankで『メリハリ無制限』の料金プランを利用していて、データ使用量が100GB以上の方は、ahamoに乗り換えるとデータ通信量が足らずに月末まで最大1Mbpsに速度制限されるので要注意です。
おうち割光セットの割引が受けられなくなる
おうち割光セット | |
---|---|
概要 | ネット回線とセットで永年割引 |
割引内容 | 1,100円/月 |
割引期間 | 永年 |
割引可能回線数 | 10回線 |
割引対象 | 同居家族 離れて暮らす家族 同居中の恋人 シェアハウスの仲間 |
併用可能 | 新みんな家族割(回線数に応じて割引) 家族割引(グループ内通話無料) |
注意点 | SoftBank光:指定オプション(550円~)加入が必要 |
SoftBankからahamoに乗り換えると、SoftBankで受けている割引サービス(おうち割光セット)を受けられなくなります。
おうち割光セットは、自宅のインターネット回線とセットにすることで最大10回線まで割引されるサービスです。
対象のインターネット回線は、SoftBank光・SoftBank Air。
SoftBank光を利用している方が、ahamoに乗り換えてSoftBankの携帯電話回線が無くなると指定オプションの割引が無くなり料金が上がるので要注意です。
SoftBankの携帯電話回線を利用していて、おうち割光セットを組んでいる間は、指定オプションが550円に割引されていますが、ahamoに乗り換えると、割引が外れて2,115円になるので要注意です。
新みんな家族割が受けられなくなり、家族の利用料金が上がる
新みんな家族割 | |
---|---|
概要 | 家族の回線数に応じて割引 |
割引内容 | 2回線:660円/月 3回線以上:1,210円/月 |
割引期間 | 永年 |
割引可能回線数 | 10回線 |
割引対象 | 同居家族 離れて暮らす家族 同居中の恋人 シェアハウスの仲間 |
併用可能 | おうち割光セット(1,100円/月割引) 家族割引(グループ内通話無料) |
注意点 | 家族間通話・SMS無料なし |
SoftBankからahamoに乗り換えると、新みんな家族割の割引がなくなり、一緒にグループを組んでいる家族の料金が上がる可能性があります。
新みんな家族割は、家族グループ内の回線数に応じて割引されるサービスです。
例えば、SoftBankのメリハリ無制限プランで家族グループ内に4回線あり、そのうち2回線をahamoに乗り換えると、4回線から2回線に減るので、SoftBankに残っている回線に対する月額割引が1,210円/回線➡660円/回線に減額されます。
以下の表が、具体例です。
新みんな家族割 | 4回線適用時 割引額 | 2回線適用時割引額 (2回線ahamoに乗り換え) |
---|---|---|
家族① | 1,210円 | ahamoに乗り換え➡割引なし |
家族② | 1,210円 | ahamoに乗り換え➡割引なし |
家族③ | 1,210円 | 660円 |
家族④ | 1,210円 | 660円 |
家族割引を組んでいる場合は、家族間の通話が無料で利用できなくなる
家族割引 | |
---|---|
概要 | 家族間通話・SMS無料 |
割引内容 | 家族割グループ内の通話・SMS無料 |
割引期間 | 永年 |
割引可能回線数 | 10回線 |
割引対象 | 同居家族 離れて暮らす家族 同居中の恋人 シェアハウスの仲間 |
併用可能 | おうち割光セット(1,100円/月割引) 新みんな家族割(回線数に応じて割引) |
注意点 | 毎月の料金割引なし |
SoftBankで家族割引を組んで利用している方が、ahamoに乗り換えると家族間の通話料金無料がなくなります。
『家族割引』は家族間の通話料金やSMSが無料になる割引サービスです。
ahamoには、SoftBankの家族割引のような家族間の通話が無料になるされるサービスはありませんが、料金プランの中に国内通話5分無料がついています。
家族間で通話を利用している方は、LINEのような無料通話アプリを利用することでデータ通信量のみで通話することも可能です。
SoftBank側の家族がガラケーの場合は、LINEは利用できないので、ahamoから発信する場合は、5分を超過すると22円/30秒かかると覚えておきましょう。
通話を全くしない方でも、国内通話5分無料を外すことができない
SoftBank | ahamo 国内通話5分無料含む | |
---|---|---|
通話料金 | 22円/30秒 | 5分超過後22円/30秒 |
国内かけ放題 オプション | 5分無料:880円 かけ放題:1,980円 | 5分無料:料金に含まれる かけ放題:1,100円 |
SoftBankで全く通話を利用していない方は、かけ放題サービスに加入されていないと思います。
ahamoでは、全く通話しない場合でも、国内通話5分無料がついていて、外すことができません。
全く通話をしない方は、国内通話5分無料が外すことができない点は覚えておきましょう。
Yahoo!プレミアム会員無料特典がなくなる
SoftBank | ahamo | |
---|---|---|
Yahoo!プレミアム会員 無料特典 | 〇 無料 | ✖ 508円/月 |
SoftBankユーザーは、Yahoo!プレミアム会員が無料で利用できますが、ahamoに乗り換えると、無料特典がなくなり、月額料金508円が必要になります。
Yahoo!プレミアム会員は、Yahoo!ショッピング・LOHACOでお買い物する際に2%還元、Yahoo!トラベルで5%還元、雑誌110種類以上読み放題や、国内バスケットボールが見放題など様々な特典を受けられるサービスです。
Yahoo!プレミアム会員向けのサービスを普段から利用している方は、Yahoo!プレミアム会員費が無料ではなくなる点を覚えておきましょう。
ahamoに乗り換えると、月額料金508円かかりますが、508円払ってもahamoのほうが月額料金がSoftBankよりも安くなる場合が多いです。
SoftBankのメールアドレス(キャリアメール)を継続利用する場合は、毎月330円必要
申し込み | 必要 |
申し込み タイミング | SoftBank回線解約後31日以内 |
申し込み窓口 | My SoftBank |
利用料金 | 3,300円/年 330円/月 |
支払い方法 | クレジットカード |
保存容量 | 200MB(5,000件) |
SoftBankからahamoに乗り換えると、SoftBankのメールアドレスが使えなくなります。
ただし、『メール持ち運びサービス』にahamoに乗り換え後31日以内に申し込みすることで、月額料金330円で引き続きSoftBankのメールアドレスを利用することが可能です。
申し込み期限を過ぎると、SoftBankのメールアドレスは利用できなくなるので、引き続き利用したい方は、ahamoに乗り換え後31日以内に、忘れずに『メール持ち運びサービス』に申し込みすることをおすすめします。
持ち運び可能なメールアドレスは以下の通りです。
メールサービス | メールアドレス |
---|---|
S!メール(MMS) | @softbank.ne.jp @~.vodafone.ne.jp @disney.ne.jp @y-mobile.ne.jp @willcom.com @pdx.ne.jp @~.pdx.ne.jp |
Eメール(i) | @i.softbank.jp |
留守番電話や割込通話など通話オプションが使えなくなる
SoftBank | ahamo | |
---|---|---|
留守番電話 | 〇 無料 | ✖ |
割込通話 | 〇 220円 | ✖ |
グループ通話 | 〇 220円 最大6人まで | ✖ |
着信転送 | 〇 無料 | ✖ |
SoftBankで留守番電話や割込通話など、通話オプションサービスを利用している方は、ahamoに乗り換えると、利用できなくなります(サービス提供なし)。
留守番電話や割込通話など利用している方は、乗り換え前に必ず確認しておきましょう。
SoftBankのAndroid機種をそのままahamoで利用する場合は、周波数帯に要注意
SoftBankのAndroidは、機種によってahamoで利用できるか否かが変わります。
Google Pixelシリーズは、ドコモのBand19(プラチナバンド)に対応しているのでahamoでも利用可能です。
ドコモ周波数帯 / SoftBank Google | Band1 | Band3 | Band19 | n78 | n79 | n257 |
---|---|---|---|---|---|---|
Pixel 6 Pro | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 |
Pixel 6 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
Pixel 5a(5G) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
Pixel5 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
Pixel4a(5G) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
Pixel4a | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
Pixel4 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
Pixel4XL | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
Pixel3a | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
Pixel3XL | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
Pixel3 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
AQUOSシリーズは、以下の表の通り機種によってドコモのBand19(プラチナバンド)に対応していない機種があります。
Band19(プラチナバンド)に対応していない機種の利用は、屋内・地下・郊外などで圏外や繋がりにくくなる可能性があるため、おすすめしません。
ドコモ周波数帯 / SoftBank SHARP | Band1 | Band3 | Band19 | n78 | n79 | n257 |
---|---|---|---|---|---|---|
LEITZ PHONE 1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
AQUOS sense5G | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
AQUOS zero6 | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | ✖ | 〇 |
AQUOS R6 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
zero5G basic | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
AQUOS R 5G | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
AQUOS zero2 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
AQUOS zero | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
AQUOS ea | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
AQUOS R | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
AQUOS R compact | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
AQUOS R2 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
AQUOS R2 compact | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
AQUOS R3 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
AQUOS sense3Plus | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
シンプルスマホ4 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
シンプルスマホ5 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
SoftBankから発売されているXperiaシリーズは、残念ながらドコモのBand19(プラチナバンド)に対応していないので、利用はおすすめしません。
ドコモ周波数帯 / SoftBank Xperia | Band1 | Band3 | Band19 | n78 | n79 | n257 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 Ⅲ | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | ✖ | ✖ |
5 Ⅲ | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | ✖ | ✖ |
5Ⅱ | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
5 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
1 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
XZs | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
XZ3 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
XZ2 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
XZ1 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
その他の機種に関しても、Band19(プラチナバンド)に対応していない場合は、屋内・地下・郊外などで圏外や繋がりにくくなる可能性があるため、おすすめしません。
ドコモ周波数帯 | Band1 | Band3 | Band19 | n78 | n79 | n257 |
---|---|---|---|---|---|---|
HUAWEI Mate10 Pro | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
HUAWEI Mate20 Pro | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
LG G8X ThinQ | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
LG K50 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
LG V60 ThinQ 5G | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
OPPO Reno3 5G | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
OPPO A55s 5G | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
Redmi Note 9T | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
Redmi Note 10T | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | ✖ | ✖ |
razr 5G | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ |
ドコモ周波数帯 | Band1 | Band3 | Band19 | n78 | n79 | n257 |
---|---|---|---|---|---|---|
ZTE Libero3 | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
ZTE AXON10 Pro 5G | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
京セラ DIGNO G | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
京セラ DIGNO J | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
arrows U | 〇 | 〇 | ✖ | ー | ー | ー |
arrows We | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
BALMUDA Phone | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
SoftBankで利用している機種を分割支払いで途中の場合は、残債の支払いが必要
SoftBankからahamoに乗り換える際に、SoftBankで機種を分割支払いで購入していて支払い期間途中の場合は、残債の支払いが必要になります。
ちなみに、SoftBankの機種購入プログラム『新トクするサポート(トクするサポートプラス)』に加入している方は、ahamoへ乗り換え後も特典適用可能(端末返却➡残債の支払い免除)です。
店舗サポートが有料になり、コールセンターが使えなくなる
サポート体制 | SoftBank | ahamo |
---|---|---|
店舗サポート | 無料 | 有料 3,300円/回 |
店舗修理受付 (修理費用は別途必要) | 〇無料 | 〇無料 |
コールセンターサポート | 〇 | ✖ |
チャットサポート | 〇 | 〇 |
SoftBankからahamoに乗り換えると、店舗でのサポートが有料(3,300円/回)になり、コールセンターでのサポートが受けられなくなります。
SoftBankのお客様センター(コールセンター157など)やSoftBankショップでサポートを受けている方は、ahamoに乗り換えると、チャットサポートがメインでドコモショップでサポートを受ける場合は、3,300円/回料金が発生する点を覚えておきましょう。
料金を安くしてサポート体制も重視したい方は、ワイモバイルが全国約2,300店舗のSoftBankショップで無料でサポートを受けることができ、コールセンターでのサポートもあるのでおすすめです。
未成年者は契約できない
SoftBank | ahamo | |
---|---|---|
契約可能年齢 | 12歳以上 親権者同意必要 | 18歳以上 |
利用者登録による 未成年利用 | 〇 | 〇 |
SoftBankとahamoでは、未成年者の契約のルールが異なり、ahamoでは未成年者(18歳未満)契約することはできません。
SoftBankは、12歳以上であれば親権者同意のもとで未成年が契約者になることが可能です。
ちなみに、ahamoの場合は、親(18歳以上)が契約して利用者に未成年(子供)を登録して使わせることはできます。
海外ローミング時の速度制限に要注意
ahamoでは、海外で追加料金なしでデータ通信20GBまで(日本国内利用分と合算)利用できます。
海外ローミングの注意点があるのでおさえておきましょう。
特に、15日以上海外に滞在される方は要注意です。
日本国内であれば、速度制限がかかっても最大1Mbps。
海外だと最大128Kbpsと約8分の1の速度になります。
しかも、データの追加購入(1GB:550円)しても日本に帰国してデータ通信を行うまでは制限が解除されません。
SoftBankからahamoに乗り換えメリット10選
ここまで、SoftBankからahamoに乗り換える場合の13個のデメリットを解説してきましたが、メリットもたくさんあり、10個それぞれ解説していきます。
ほとんどの場合で月額料金が安くなる
SoftBank | ahamo 国内通話5分無料含む | |
---|---|---|
料金プラン | ミニフィットプラン+ 1GB以下:3,278円 1GB~2GB:4,378円 2B~3GB:5,478円 メリハリ無制限(上限なし):7,238円 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円※ ※ahamo大盛りオプション利用で80GB追加 |
SoftBankからahamoに乗り換えると、データ通信量100GB以下のほとんどの場合で月額料金を安くすることができます。
以下のパターンを除くと、ahamoに乗り換えると月額料金が安くなります。
ドコモの5G/4Gが利用可能で高い通信品質
SoftBank | ahamo | |
---|---|---|
エリアカバー率 | 99.9% | 99.9% |
5G | 〇 | 〇 |
4G | 〇 | 〇 |
3G | 〇 2024年1月下旬終了 | ✖ 利用不可 |
提供周波数帯 | 4G Band1 Band3 Band8(プラチナバンド) Band11 Band28 Band42 5G n77(sub6) n257(ミリ波) | 4G Band1 Band3 Band19(プラチナバンド) Band21 Band28 Band42 5G n78(sub6) n79(sub6) n257(ミリ波) |
ahamoはSoftBank同様、エリアカバー率99.9%で提供周波数帯も多くプラチナバンド(Band19)にも対応しているので、都市部・地方・郊外・山間部など広きに渡り高品質のドコモ回線を利用することができます。
月額料金が安くなり、通信品質は高いレベルで利用できる点はメリットです。
5分かけ放題・かけ放題が安くなる
au | ahamo | |
---|---|---|
国内通話 5分無料 | 880円/月 | 無料 |
国内通話 かけ放題 | 1,980円/月 | 1,100円/月 |
SoftBankからahamoに乗り換えることで、かけ放題サービスを安く利用できるようになります。
SoftBank・ahamoともに、かけ放題サービスは、国内通話5分無料・国内通話かけ放題の2種類です。
SoftBankは、国内通話5分無料(880円/月)・かけ放題(1,980円/月)に対して、ahamoは国内通話5分無料(料金プランに含まれ無料)・かけ放題(1,100円/月))とauより安く利用できます。
通話をよく利用する方や、かけ放題サービスに加入している方にとって大きなメリットです。
dカード支払いで特典あり
特典 | |
---|---|
dカードゴールド (年会費11,000円) | 進呈上限:300ポイント/月 3,000円(税込)/月までの利用 2022年12月終了 |
dカードボーナス パケット | dカードゴールド:+5GB dカード :+1GB |
dカードゴールド(年会費11,000円)の利用金額に対して、100円(税込)ごとに10ポイント進呈(上限300ポイント/月)は2022年12月終了。
SoftBankからahamoに乗り換えて、dカードでahamoの料金を支払うことで『dカードボーナスパケット』を受けることができます。
dカードボーナスパケットは、dカードゴールドで+5GB、dカードで+1GBデータ通信量を増やすことができます。
ahamo大盛りオプション追加で月100GBまで利用可能でテザリング制限なし
SoftBank | ahamo | |
---|---|---|
大容量料金プラン | メリハリ無制限 | ahamo大盛りオプション(+80GB) |
利用可能 データ通信量 | 上限なし | 20GB(基本プラン)+80GB=100GB |
月額料金 | 7,238円 | 4,950円 |
テザリング 利用時の制限 | 30GB | 制限なし |
ahamoは、もともと20GBまでしか利用できませんでしたが、2022年6月9日からahamo大盛りオプションのサービスが提供開始となり、80GB追加することで100GB/月利用できるようになりました。
SoftBankもahamoもテザリングが無料で利用できますが、制限のルールに違いがあります。
SoftBankのメリハリ無制限は、月30GBテザリングで利用してしまうと月末まで速度制限(テザリング利用時)がかかる仕様になっています。
一方は、ahamoはSoftBankのような制限がなくデータ通信を有効に利用することができます。
さらに、2022年12月までは、dポイント(期間・用途限定)1,980円相当が還元されるので、オプション料金が実質0円とお得に利用可能。
新規契約事務手数料がかからない
SoftBank | ahamo | |
---|---|---|
新規契約事務手数料 | 3,300円 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 |
契約解除料 | 無料 (2022年4月以降廃止) | 無料 |
SoftBankからahamoに乗り換える際の新規契約事務手数料は無料です。
手数料関係はすべて無料なので、乗り換えやすい環境になっています。
ちなみに、SoftBank側で新規契約する際の事務手数料は3,300円必要になるので、ahamoでは契約事務手数料が無料な点は、ユーザーにとってメリットになります。
追加料金不要で82の国と地域でデータ通信が20GBまで可能
SoftBank | ahamo | |
---|---|---|
料金 | 980/24時間3GB | 20GBまで追加料金不要 (国内で利用していたデータ通信量と合算) |
用途 | 音声通話 SMS データ通信 | 音声通話 SMS データ通信 |
利用できる 国と地域 | 181 | 82 |
SoftBankからahamoに乗り換えると、海外82の国と地域で追加料金不要で国内のデータ通信量と合算で20GBまで利用することができます。
SoftBankの海外データ利用は、980円/24時間必要ですが、ahamoは追加料金不要。
利用可能な国と地域は、約半数に減りますが、ahamoの利用可能な国と地域は日本人の渡航先95%をカバーしているといわれています。
ドコモオンラインショップで豊富な機種のラインナップから選ぶことができる
iPhone | 14 14Plus 14Pro 14ProMax 13ProMax 13Pro 13 13mini SE(第3世代) |
Xperia | Xperia 10 Ⅳ Xperia Ace Ⅲ Xperia 1 Ⅳ Xperia 5 Ⅲ Xperia 1 Ⅲ |
Galaxy | Galaxy A53 5G Galaxy S22 Galaxy S22 Ultra Galaxy A22 5G Galaxy Z Fold 3 5G Galaxy Z Flip 3 5G |
AQUOS | AQUOS R7 AQUOS wish2 AQUOS sense6 |
FCNT | arrows We arrows NX9 |
SoftBankからahamoに乗り換えるタイミングで、機種も一緒に購入したい方は、ドコモオンラインショップでiPhone14/13シリーズやGalaxyシリーズ・Xperiaシリーズ・AQUOSシリーズの人気シリーズを購入することが可能です。
ドコモオンラインショップで購入する際に、ドコモの機種購入プログラム(いつでもカエドキプログラム)を利用することができます。
ドコモオンラインショップで機種を購入する場合は、以下の手順になります。
- STEP①ahamo公式サイトにアクセス
- STEP②『ホーム』➡『製品』➡『ドコモオンラインショップへ』
- STEP③購入する機種を選択
- STEP④料金プランは、『5Gギガライト』または『ギガライト2』を選択
- STEP⑤料金プランを『ahamo』変更
『5Gギガライト』または『ギガライト2』を選択することで、ahamoにプラン変更した月についてもahamoの月額料金が適用されます。
SoftBankで利用しているiPhoneであれば、6s以降のシリーズはそのまま使える(SIMロック解除は必要)
SoftBankで使っているスマホをそのままahamoで利用したい方は、対応端末かどうかを必ずahamo公式サイトで確認しましょう。
iPhoneに関してはドコモのiPhoneはもちろん、SoftBankのiPhoneでも6sシリーズ以降のiPhoneは利用できます。
2021年9月に発売されたiPhone13シリーズもドコモ版・SoftBank版などドコモ以外(SIMフリー含む)も対応端末となっています。
SoftBankのiPhone(6sシリーズ~12シリーズ)をahamoで利用する場合は、SIMロック解除をしましょう。
Androidに関しては、対応端末はドコモから販売されている機種となりますが、SoftBankで販売されているAndroidも一部対象です。
d Wi-Fiが無料で利用できる
申し込み | 必要 |
月額料金 | 無料 |
利用条件 | dアカウント発行 dポイントカード利用登録 |
SSID | 『0001docomo』で接続可能 |
利用可能スポット | カフェ コンビ二 ファーストフード店 駅・空港 利用可能スポットの詳細はこちら |
dアカウントをお持ちでdポイントカード利用登録を行うことで、駅・空港・カフェ・コンビニなど日本全国でWi-Fiを無料で利用することができます。
d Wi-Fiは『0000docomo』と『0001docomo』がありますが、『0001docomo』のほうは、ahamoで利用しているSIMカード情報から自動で接続されるため、パスワード入力が不要。
d Wi-Fiは、あくまでフリーWi-Fiなので、個人情報の送受信などは控えることをおすすめします。
ahamoがおすすめな人
ここまでSoftBankからahamoに乗り換えた場合のデメリット13個・メリット10個を解説してきました。
デメリット・メリットを踏まえた上で、ahamoに乗り換えがおすすめな人は、以下の通りです。
月額料金面では、以下のパターンを除く月の100GB以下の方は、月額料金が安くなりahamoに乗り換えがおすすめです。
SoftBankでかけ放題サービスを利用している方も、ahamoに乗り換えることで、かけ放題サービスを安く利用することができます。
また、通話関連で留守番電話や割込通話などの通話関連オプションはなくても困らない方におすすめです。
ahamoは、82の国と地域で追加料金不要で海外データ通信が利用可能なので、海外で2週間程度の滞在で利用したい方にもおすすめです(15日以降は速度制限あり)。
ahamoは、オンライン専用ブランドなので、申し込みやサポートは原則オンライン(店舗サポートは有料)でコールセンターサポートもないので、申し込みやサポートをオンラインで自己完結できる方におすすめ。
さらに、dカード(dカードゴールド含む)を利用している方やこれから利用を考えている方にも、ahamoはおすすめです。
dカード(+1GB)・dカードゴールド(+5GB)でボーナスパケットがあり、データ通信量をもらうことができます。
SoftBankからahamoに乗り換える手順
- STEP1
- STEP2
- STEP3
- STEP4
- STEP5
STEP①機種を購入するのかそのまま使うのか決める
SoftBankからahamoに乗り換える最初のステップは、ahamoで利用する機種(スマホ本体)をどうするかを決めることです。
SoftBankで利用している機種をそのまま利用する場合は、その機種がahamoに対応しているかをahamo公式サイトで確認する必要があります。
iPhoneシリーズに関しては、6sシリーズ以降であれば利用可能で、6sシリーズ~12シリーズはSIMロック解除が必要になります。
SoftBankのSIMロック解除は『店舗』・『Web』で手続きできます。
SIMロック解除 | 店舗 | Web |
---|---|---|
受付時間 | 店舗の営業時間 | 午前9:00~午後9:00 |
手数料 | 3,300円 | 無料 |
iPhone13シリーズ以降のiPhoneは、SIMロック解除は不要。
SoftBankのAndroidは、はahamo(ドコモ回線)のプラチナバンドに非対応の機種が多く、地下・屋内・地方で繋がりにくい場合があり、利用可能ですが、おすすめはしません。
各々、SoftBankで利用している機種がahamoでも利用可能か公式サイトで必ず確認しましょう。
公式サイトにアクセスしたら、『製品』➡その他のスマホを利用される方『対応端末一覧』で確認ができます。
STEP②MNP予約番号の取得
MNP予約番号は、SoftBankからahamoに携帯電話番号をそのまま乗り換える際に、SoftBankから発行される10桁の数字です。
MNP予約番号を取得した段階では、SoftBank回線は解約にならず、ahamoに乗り換えてahamo側で回線切り替えで開通した時点で、SoftBankは自動で解約になるので、解約手続きは別途不要。
MNP予約番号は、SoftBankショップやとコールセンターで取得可能です。
店舗の場合は、来店予約や店舗まで移動時間、手続き時間を考えると、コールセンターでオペレーターに注意事項を確認しながら、自宅でも外出先でも手続きができます。
コールセンターはフリーダイヤルで、通話料金無料・予約不要・所要時間も少なめのなでおすすめです。
ahamo申し込み時に必要になるので以下の項目は、必ずメモしておきましょう。
STEP③公式サイトから申し込む
ahamoの申し込みには、dアカウントの発行が必要です。
本人確認書類の詳細は、ahamo公式サイトの『ホーム』➡『サポート』➡『その他の手続き』➡『各種お手続きに必要な確認書類について』で確認することができます。
ahamoの毎月の利用料金を支払うために必要な、クレジットカードや金融機関口座に関しても、ahamo公式サイトで確認ができます。
『ホーム』➡『サポート』➡『お支払い・ご請求』➡『利用可能なクレジットカード・金融機関口座』
事前準備が完了したら、公式サイトの『申し込み』から画面に従って申し込みを行います。
STEP④申し込み完了~開通手続き(回線切り替え)
商品到着までの日数 | 最短3日程度~1週間(審査状況により変動) |
受取方法 | 契約者本人 自宅で家族または宅配ボックス |
受け取り場所 | 契約住所 |
開通手続き | ahamoアプリ Webサイト 午前9時〜午後9時 |
開通手続きには期限があります。
STEP2で取得したMNP予約番号の有効期限内までに、開通手続きを行いましょう。
仮に、開通手続きがMNP予約番号有効期限までに出来なかった場合は、チャットサポートに問い合わせが必要になり手間が増えてしまいます。
- STEP1ahamoアプリを起動またはお手続きサイトからログインページを開く
- STEP2配送状況・開通へをクリックし入力画面を開き必要事項を入力
- ahamoアプリ:『受付番号』『連絡先電話番号』『暗証番号』を入力してログイン
- お手続きサイト:dアカウントを入力してログイン
- STEP3『切り替え(開通)のお手続きへ』をクリック
『切り替え(開通)』手続きのボタンが表示されます。
- STEP4開通情報を確認
開通情報を確認し、問題がなければ『開通する』ボタンを押してください
- STEP5開通完了
『開通手続きの完了』ページが表示されたら回線切り替え完了です。
STEP⑤SIMカード挿入・発信テスト・スマホ利用開始設定
STEP④で回線切り替えが完了したら、SIMカードを挿入。(eSIMの場合は不要)
SoftBankのAndroidをahamoで利用する場合は、APN設定が必要です。
- STEP1『設定』アプリ➡『ネットワークとインターネット』
- STEP2『モバイルネットワーク』をタップ
- 『モバイルネットワーク』➡『詳細設定』
- STEP3APNの項目に『spmode.ne.jp』を入力
- 『アクセスポイント名』➡右上の『+』をクリック
名前 任意 APN spmode.ne.jp - STEP4STEP3で入力した内容を保存して完了
SIMカード挿入後、電話アプリを起動して『111(通話料金無料)』に発信して正常に利用できるか確認。
発信テストが無事完了したら、スマホ利用開始設定を行います。
iPhoneとAndroidで設定方法が異なるので、ahamo公式サイトで以下の方法で確認が可能です。
まとめ
今回は、SoftBankからahamoに乗り換えるメリット・デメリットや乗り換え手順まで解説してきました。
SoftBankからahamoへの乗り換えを検討している方は、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
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