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auの『スマホトクするプログラム』や『かえトクプログラム』ってどんなサービスなの?
分割契約で購入した機種をauに返却することで機種代金(残価)の支払いが不要になる購入プログラムだよ。
加入期間によってサービス内容や特典を利用する条件が異なるから解説していくね。
なんだかよくわからない・・・複雑そうだね。。
『auのスマホトクするプログラム』や『かえトクプログラムが気になっている方』必見です。
『スマホトクするプログラム』や『かえトクプログラム』は、auの回線契約をしていない人でも利用できる機種購入プログラムです。
対象スマートフォンを24回分割で購入して13ヶ月目から25ヶ月目にauに返却することで、最終回分の機種分割支払い金の支払いが不要になるサービス(23回目までは支払いが必要)です。
- 『スマホトクするプログラムやかえトクプログラムってお得なの?』
- 『デメリットとかあるんじゃないの?』
- 『料金プラン(回線)を他社に乗り換えることはできるの?』
このようなお悩みをお持ちの方、ご安心ください。
今回は、通信キャリア業界歴10年以上のプロである私が、auの『スマホトクするプログラムやかえトクプログラム』の概要・デメリット3選・端末返却の査定基準・返却について詳しく解説します。
この記事を読むことで、損することなくスマートフォンをお得に購入できるようになります。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
※表示価格は特に断りがない限り税込です。
【比較】スマホトクするプログラム&かえトクプログラム
au機種購入 プログラム | スマホトク するプログラム | かえトク プログラム |
---|---|---|
加入期間 | 2021年9月17日以降 | 2021年9月16日まで |
購入方法 | 24回払い | 24回払い |
申込 | 必要 | 必要 |
利用料金 | 無料 | 無料 |
回線契約 | 不要 | 不要 |
特典 | 24回目の支払い(残価)免除 | 24回目の支払い(残価)免除 |
特典利用条件 | 端末返却 | 端末返却+auで次回機種購入 |
特典利用時 次回機種購入 | 不要 | 必要 |
2年以内機種変更 | 可能 13ヶ月目以降 (23回目まで支払い必要) | 可能 13ヶ月目以降 (23回目まで支払い必要) |
返却時故障 (保証未加入) | 22,000円 | 22,000円 |
返却時故障 (保証加入) | Androidのみ:2,200円 | Androidのみ:2,200円 |
返却方法 | 店舗持ち込み/郵送 | 店舗持ち込み/郵送 |
下取りプログラム 併用可否 | 併用不可 | 併用不可 |
スマホトクする ボーナス | ◎ 分割支払い金総額の最大5% Pontaポイント還元 | ✖ |
プログラム利用の流れ
『スマホトクするプログラム』と『かえトクプログラム』の大きな違いは、次回auで機種購入が必要かどうかです。
機種代金96,600円の機種を購入プログラムを利用して契約する場合の具体例。
『かえトクプログラム』は、次回auで機種購入が必要になります。
スマホトクするボーナス
スマホトクするボーナスは、スマホトクするプログラムで購入した機種の分割支払い金総額をauPAYカード(クレジットカード)で支払いすることで最大5%のPontaポイントが還元されます。
スマホトクするボーナスは、2021年9月17日に提供開始で『スマホトクするプログラム』のみ適用。
『かえトクプログラム』を利用している方には適用されません。
機種代金96,600円の機種をスマホトクするプログラムで購入し分割支払い総額をauPAYカードで支払う場合の具体例。
デメリット3選
購入機種の返却
『スマホトクするプログラム』や『かえトクプログラム』は、分割契約した機種を返却することで特典を利用(残価免除)することができます。
機種を家族に使わせたい方や、買い替え後の機種が故障した際のサブ機種として利用を考えている方、歴代の機種をコレクションとして保存している方にとってはデメリットとなります。
しかし、 『スマホトクするプログラムやかえトクプログラム』 に加入したからといって端末返却は必須ではありません。
返却するか返却しないかは選択できます。
端末返却時に査定基準未達で最大22,000円発生
特典を利用する際に返却する機種が査定基準を満たしておらず、auの故障紛失サポート(Android)に未加入の場合は、端末返却+22,000円が発生します。
長期利用で損する可能性あり
2023年2月1日時点 | au | 楽天 | Apple |
---|---|---|---|
iPhone14 | 128GB:140,640円 256GB:161,770円 512GB:201,925円 | 2022年11月29日値下げ 128GB:120,910円 256GB:135,900円 512GB:165,900円 | 128GB:119,800円 256GB:134,800円 512GB:164,800円 |
iPhone14Plus | 128GB:158,490円 256GB:179,850円 512GB:220,355円 | 2022年11月29日値下げ 128GB:135,900円 256GB:150,900円 512GB:180,900円 | 128GB:134,800円 256GB:149,800円 512GB:179,800円 |
iPhone14Pro | 128GB:175,860円 256GB:201,925円 512GB:238,555円 1TB:275,415円 | 2023年1月30日値下げ 128GB:159,000円 256GB:165,900円 512GB:195,900円 1TB:225,900円 | 128GB:149,800円 256GB:164,800円 512GB:194,800円 1TB:224,800円 |
iPhone14ProMax | 128GB:201,925円 256GB:220,355円 512GB:257,100円 1TB:293,845円 | 2023年1月30日値下げ 128GB:165,900円 256GB:180,900円 512GB:210,900円 1TB:240,900円 | 128GB:164,800円 256GB:179,800円 512GB:209,800円 1TB:239,800円 |
iPhone13mini | 128GB:116,310円 256GB:133,780円 512GB:168,720円 | 128GB:93,900円 256GB:108,900円 512GB:138,900円 | 128GB:92,800円 256GB:107,800円 512GB:137,800円 |
iPhone13 | 128GB:137,295円 256GB:154,770円 512GB:189,590円 | 128GB:108,900円 256GB:123,900円 512GB:153,910円 | 128GB:107,800円 256GB:122,800円 512GB:152,800円 |
iPhone13Pro | 128GB:168,720円 256GB:186,070円 512GB:221,130円 1TB:256,065円 | 128GB:144,800円 256GB:159,800円 512GB:189,800円 1TB:219,800円 | 128GB:144,800円 256GB:159,800円 512GB:189,800円 1TB:219,800円 |
iPhone13ProMax | 128GB:186,190円 256GB:203,660円 512GB:238,485円 1TB:273,540円 | 128GB:159,800円 256GB:174,810円 512GB:204,800円 1TB:234,800円 | 128GB:159,800円 256GB:174,800円 512GB:204,800円 1TB:234,800円 |
2022年の秋の最新モデル(14シリーズ)は、auも楽天モバイルもApple公式よりも高く設定されています。
auや楽天モバイルのような通信キャリアは、機種購入プログラム(端末返却で残債免除)を踏まえているので高めの設定。
13シリーズは、2022年7月1日にApple公式が値上げ、同7月8日に楽天モバイルが値上げと相次いで各社値上げをしており、auも同7月15日に値上げされました。
2022年9月8日に、Apple公式が13と13miniを値下げし最安となっています。
将来的に返却せずに3・4年以上利用する場合は、Apple公式で購入がおすすめです。
上の表の通り本体価格の設定でauが最も高く長期で利用すればするほど損します。
端末だけを購入する場合は、楽天モバイルで『iPhoneアップグレードプログラム』を利用して購入する方法がおすすめです。
auで契約しているから必ずauで機種を購入しないといけないわけではありません。
回線契約と機種購入は分けて考えることが重要です。
もし、楽天モバイルをまだ利用したことない方は乗り換えと同時にiPhone購入で最大22,000ポイント還元があるので楽天モバイルがおすすめです。
対象iPhone | 初めてのプラン申し込み & 他社から乗り換え | 初めてのプラン申し込み & 対象iPhone購入 | 対象iPhone購入 (買い替え超トクプログラム) + 対象iPhone下取り成立 | 対象iPhone購入 & 7/7Plus/8/8Plus/X下取り |
---|---|---|---|---|
15 | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
15Plus | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
15Pro | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
15ProMax | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14 | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14Plus | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14Pro | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14ProMax | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
SE(第3世代) | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
13 | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
13mini | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
楽天モバイルにも、48回分割支払いにして25ヶ月目以降端末返却することで残債が免除されるiPhoneアップグレードプログラムがあります。
楽天モバイルもauも機種購入プログラムがあるんだね。
楽天モバイルとauはどんなところが違うの?
au スマホトクするプログラム | 楽天モバイル iPhoneアップグレードプログラム | |
---|---|---|
プログラム 利用料金 | 無料 | 無料 |
対象機種 | iPhone/Android | iPhone |
特典利用 可能期間 | 13ヶ月目以降 | 25ヶ月目以降 |
回線契約 | 不要 | 不要 |
特典利用手数料 | 無料 | 3,300円 |
特典利用条件 | 端末返却 | 支払い方法:楽天カード 端末返却 |
※かえトクプログラムのみ次回auで機種購入必要
2021年9月16日までにかえトクプログラムに加入している方は、特典利用する際に次回auで機種購入が必須です。
かえトクプログラム利用中のauiPhone11からiPhone13(スマホトクするプログラム)に買い替える場合は、以下のような流れになります。
2021年9月16日までに契約している機種は、auで機種を購入して前に利用していた機種を返却することで残価免除になります。
新しく購入する機種でスマホトクするプログラムに加入することで、次回の機種をauで購入する必要はありません。
自分で安いところを見つけて買い替えて、本体をauに返却するだけで残債免除になります。
端末返却査定基準
故障時利用料金が必要
故障時料金 | Android向け 故障紛失サポート | サポート加入なし |
---|---|---|
iPhone | 22,000円(加入不可) | 22,000円 |
Android | 2,200円 | 22,000円 |
iPhoneは2,200円にならないの?
iPhoneは2,200円にならないから、故障紛失サポートwith AppleCare Servicesに加入しているのであれば修理後に返却することで故障時料金不要になるよ。iPhoneの故障紛失サポートwith AppleCare Services加入の場合の修理料金は以下の通りだよ。
- iPhone画面割れ:3,700円
- iPhoneその他破損:12,900円
22,000円支払うより負担は小さくなるよ。
本体の破損や画面割れの判定基準とかあるの?
判定基準を細かくまとめてみたから確認してね。
表面 | 画面上の割れ 指の腹をあて、引っ掛かりがある傷 筐体に欠けがある 基盤が見えている 画面下い黒いシミが出ている 液晶が浮いていて発光が外に漏れている 画面上にバーコードのような不具合 |
裏面 | 背面・側面に明確な溝、割れ、欠けがある 背面・側面に擦り傷 リアカバーがないまたは欠けている リアカバーが純正ではない カメラ撮影の機能不良となりうるレンズ割れ |
補償サービスサービスは利用したいが、月額料金を抑えたい場合はモバイル保険がおすすめです。
auの補償サービスは月額利用料金がiPhoneで1,134円~1,663円でAndroidで726円(5G端末)かかり、修理時に追加費用が必要です。
月額料金700円で年間最大10万円まで保険金が支払われます。
修理して査定基準を満たしていれば22,000円の支払いは不要です。
モバイル保険に2年間加入しても16,800円で備えることができるので備えたい方はおすすめです。
auの補償サービスに加入している方でも機種購入から1年以内で端末が正常な状態であれば、モバイル保険に加入することができます。
特典利用不可
2年以内機種変更も可能
『スマホトクするプログラムやかえトクプログラム』 は分割契約ですが、好きなタイミングで機種変更することが可能です。
『スマホトクするプログラムやかえトクプログラム』 の特典を利用する場合は、13ヶ月目から権利行使できます。
13ヶ月目に特典を利用したとしても、残債免除は25回目以降分なので24回目までの分割支払い金は支払いが必要となります。
12ヶ月以前は 『スマホトクするプログラムやかえトクプログラム』 の特典は利用できませんので気をつけましょう。
返却方法
返却方法に関しては、『店舗』と『郵送』が利用可能です。
返却方法の詳細を『店舗』と『郵送』で分けて解説します。
店舗持ち込み | 郵送 | |
---|---|---|
返却期限 | 機種買い替えの翌月末 | 機種買い替えの翌月25日 |
店舗
機種購入と同じタイミングで機種を返却する場合は、その場でオールリセット(機種本体の初期化)が必要になりますので、データバックアップが必須です。
データ移行後返却する場合は、機種買い替え日の翌月末までにau取扱店へ持ち込みし返却が期限です。
期限を過ぎてしまうと残価免除の特典を受けることができませんので注意しましょう。
郵送
店舗に持ち込むのが面倒な方や持ち込みができない場合は、郵送返却の申し込みを行いましょう。
申し込みから約1週間で本人受取郵便で送付キットが届きます。
本人受取郵便は本人のみ受取可能で家族が代理で受け取ることはできません。
本人受取郵便受け取り時は本人確認が実施されますので、運転免許証やマイナンバーカードを予め用意しておきましょう。
郵送期限は、機種買い替えの翌月25日となっていて、店舗持ち込みと期限が異なるので要注意です。
返却注意点
他社に乗り換えることも可能
『スマホトクするプログラムやかえトクプログラム』 は、回線契約は不要です。
プログラムに加入している状態で回線契約を他社に乗り換えて利用することも可能です。
加入期間が2021年9月16日以前の方は、次回auで機種のみ購入し端末返却することで残債免除の特典を受けることができます。
2021年9月17日以降の方(スマホトクするプログラム)は、端末をauに返却するのみで次回の機種をauで購入する必要はありません。
機種購入先は自由に選ぶことができます。
auで機種購入しない場合ってどこで購入したらいいの?
例えば、2021年9月17日以降の加入者であれば
、次回の機種を楽天モバイルで購入してそれまで利用していた機種をauに返却すればスマホトクするプログラムの特典を受けることができるよ。
まとめ
今回は、auの 『スマホトクするプログラムやかえトクプログラム』 のサービス概要・デメリット3選・端末返却時の査定基準や返却について解説してきました。
デメリットを理解して利用してないと損してしまう可能性はありますが、サービスを理解して利用すればお得なサービスです。
auで機種購入検討されている方や、すでにauで『スマホトクするプログラム』や『かえトクプログラム』 を利用して購入していて端末返却する方は今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
auの『スマホトクするプログラム』や『かえトクプログラム』は、回線契約は不要で利用できるサービスなので、回線契約は定期的に見直すことをおすすめします。
ちなみに、au回線を利用する場合は必ず自宅のインターネット回線とセットにして割引を受けて損をしないようにしましょう。
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