当記事はPRを含みます。
※2021年11月17日から、『トクするサポートプラス』➡『新トクするサポート』に名称変更
SoftBankの『新トクするサポート(トクするサポートプラス)』ってどんなサービスなの?
スマートフォンを48回分割で購入して13ヶ月目以降に返却することで、最大24回分の機種分割支払い金の支払いが不要になるサービスだよ。
なんだかよくわからない・・・複雑そうだね。。
『SoftBankの新トクするサポート(トクするサポートプラス)が気になっている方』必見です。
『新トクするサポート(トクするサポートプラス)』は、SoftBankと回線契約をしていない人でも利用できる機種購入プログラムです。
スマートフォンを48回分割で購入して13ヶ月目以降に返却することで、最大24回分の機種分割支払い金の支払いが不要になるサービス(24回目までは支払いが必要)です。
- 『新トクするサポート(トクするサポートプラス)ってお得なの?』
- 『デメリットとかあるんじゃないの?』
- 『他社に乗り換えたらどうなるの?』
このようなお悩みをお持ちの方、ご安心ください。
今回は、通信キャリア業界歴10年以上のプロである私が、SoftBankの『新トクするサポート(トクするサポートプラス)』の概要・デメリット3選・端末返却の査定基準・返却について詳しく解説します。
この記事を読むことで、損することなくスマートフォンをお得に購入できるようになります。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
※表示価格は特に断りがない限り税込です。
【サービス概要】新トクするサポート(トクするサポートプラス)
加入期間 | 2020年3月27日 ~ 2021年9月23日 | 2021年9月24日以降 |
---|---|---|
利用料金 | 無料 | 無料 |
機種購入 | 48回払い | 48回払い |
対象機種 | iPhone Android タブレット パソコン | iPhone Android タブレット パソコン Apple Watch |
特典A | 次回SoftBankで機種購入 + 端末返却 ➡最大24回分残債免除 | 端末返却 ➡最大24回分残債免除 |
特典B | 次回機種購入しない + 端末回収 ➡PayPayポイント付与 ※残債免除なし | 廃止 |
回線契約 | 不要 | 不要 |
特典利用時 次回機種購入 | 必要 | 不要 |
2年以内機種変更 | 可能 13ヶ月目以降 13~24ヶ月目 残債支払い必要 | 可能 13ヶ月目以降 13~24ヶ月目 残債支払い必要 |
返却時故障 (保証未加入) | 22,000円 | 22,000円 |
返却時故障 (保証加入) | iPhone 画面割れ:3,740円 その他破損:12,980円 Android・タブレット・PC 5,000円 | iPhone 画面割れ:3,740円 その他破損:12,980円 Apple Watch 9,200円 Android・タブレット・PC 5,000円 |
下取りプログラム 併用可否 | 併用不可 | 併用不可 |
新トクするサポート(トクするサポートプラス)は、加入した期間によって特典や利用条件が異なります。
2021年9月24日以降と以前の大きな違いは、特典利用時にSoftBankで次回機種購入が必要か否かです。
2021年9月23日までに加入している方は『次回SoftBankで機種購入+端末返却』をしないと特典A(残債免除)を利用することができません。
特典Bもありますが、PayPayは付与されるものの残債はそのまま48回まで支払いが必要です。
2021年9月24日以降に加入した方は、『端末返却のみ』で特典を利用可能。
2021年9月24日以降は対象機種にApple Watchが追加。
新トクするサポート(トクするサポートプラス)は、下取りでPayPayポイントが付与される『下取りプログラム』とは併用不可となっています。
新トクするサポート(トクするサポートプラス)デメリット3選
購入機種の返却
新トクするサポート(トクするサポートプラス)は、48回払いで分割契約した機種を返却することで特典を利用(残債免除)することができます。
機種を家族に使わせたい方や、買い替え後の機種が故障した際のサブ機種として利用を考えている方、歴代の機種をコレクションとして保存している方にとってはデメリットです。
しかし、新トクするサポート(トクするサポートプラス)に加入したからといって端末返却は必須ではありません。
返却するか返却しないかは選択できます。
返却時に査定基準未達の場合は22,000発生する可能性あり
特典を利用する際に返却する機種が査定基準を満たしておらず、SoftBankのあんしん保証パックサービスに未加入の場合は、端末返却+22,000円が発生します。
あんしん保証パックに加入していたらどうなるの?
あんしん保証パックに加入していたら、発生する22,000が減額されるよ。
減額される金額は機種によって変わるから以下の表にまとめたから参考にしてみてね。
あんしん保証パック加入時 | |
---|---|
iPhone/iPad | ガラス・筐体破損 3,740円 その他故障 12,980円 |
Android/タブレット/パソコン | 5,000円 |
Apple Watch 2021年9月24日以降加入者のみ | 9,200円 |
補償サービスサービスは利用したいが、月額料金を抑えたい場合はモバイル保険がおすすめ。
SoftBankの補償サービスはiPhoneで979円~1,309円でAndroidで715円かかり、修理時に追加費用が必要です。
月額料金700円で年間最大10万円まで保険金が支払われます。
修理して査定基準を満たしていれば22,000円の支払いは不要。
モバイル保険に2年間加入しても16,800円で備えることができるので備えたい方はおすすめです。
SoftBankの補償サービスに加入している方でも機種購入から1年以内であれば、モバイル保険に加入することができます。
長期利用で損する可能性あり
2023年2月1日時点 | SoftBank | 楽天 | Apple |
---|---|---|---|
iPhone14 | 128GB:140,400円 256GB:161,280円 512GB:201,600円 | 2022年11月29日値下げ 128GB:120,910円 256GB:135,900円 512GB:165,900円 | 128GB:119,800円 256GB:134,800円 512GB:164,800円 |
iPhone14Plus | 128GB:158,400円 256GB:179,280円 512GB:220,320円 | 2022年11月29日値下げ 128GB:135,900円 256GB:150,900円 512GB:180,900円 | 128GB:134,800円 256GB:149,800円 512GB:179,800円 |
iPhone14Pro | 128GB:175,680円 256GB:201,600円 512GB:238,320円 1TB:275,040円 | 2023年1月30日値下げ 128GB:159,000円 256GB:165,900円 512GB:195,900円 1TB:225,900円 | 128GB:149,800円 256GB:164,800円 512GB:194,800円 1TB:224,800円 |
iPhone14 ProMax | 128GB:201,600円 256GB:220,320円 512GB:257,040円 1TB:281,520円 | 2023年1月30日値下げ 128GB:165,900円 256GB:180,900円 512GB:210,900円 1TB:240,900円 | 128GB:164,800円 256GB:179,800円 512GB:209,800円 1TB:239,800円 |
iPhone13mini | 128GB:116,640円 256GB:134,640円 512GB:169,920円 | 128GB:93,900円 256GB:108,900円 512GB:138,900円 | 128GB:92,800円 256GB:107,800円 512GB:137,800円 |
iPhone13 | 128GB:138,240円 256GB:155,520円 512GB:190,800円 | 128GB:108,900円 256GB:123,900円 512GB:153,910円 | 128GB:107,800円 256GB:122,800円 512GB:152,800円 |
iPhone13Pro | 128GB:169,920円 256GB:187,200円 512GB:222,480円 1TB:257,760円 | 128GB:144,800円 256GB:159,800円 512GB:189,800円 1TB:219,800円 | 128GB:144,800円 256GB:159,800円 512GB:189,800円 1TB:219,800円 |
iPhone13 ProMax | 128GB:187,200円 256GB:205,200円 512GB:240,480円 1TB:275,760円 | 128GB:159,800円 256GB:174,810円 512GB:204,800円 1TB:234,800円 | 128GB:159,800円 256GB:174,800円 512GB:204,800円 1TB:234,800円 |
2022年の秋の最新モデル(14シリーズ)はSoftBankも楽天モバイルもApple公式よりも高く設定されています。
SoftBankや楽天モバイルのような通信キャリアは、機種購入プログラム(端末返却で残債免除)を踏まえているので高めの設定。
13シリーズは、2022年7月1日にApple公式が値上げ、同7月8日に楽天モバイルが値上げと相次いで各社値上げをしており、SoftBankが同7月13日から値上げされました。
2022年9月8日にApple公式が、13・13miniの値下げして最安となっています。
端末返却なしや3年・4年以上利用する場合は、Apple公式で購入がおすすめです。
表を見ていただければおわかりかと思いますが、SoftBankが3社(SoftBank・楽天モバイル・Apple公式)で最も高くなっています。
3年4年と長期で利用する方にとってはただただ高い本体代金を支払い損をしてしまう可能性があります。
SoftBankで契約しているから必ずしもSoftBankで機種を購入しないといけないわけではありません。
回線契約と機種購入は分けて考えることが重要です。
楽天モバイルにも、48回分割支払いにして25ヶ月目以降端末返却することで残債が免除されるiPhoneアップグレードプログラムがあり、キャンペーンも用意されています。
対象iPhone | 初めてのプラン申し込み & 他社から乗り換え | 初めてのプラン申し込み & 対象iPhone購入 | 対象iPhone購入 (買い替え超トクプログラム) + 対象iPhone下取り成立 | 対象iPhone購入 & 7/7Plus/8/8Plus/X下取り |
---|---|---|---|---|
15 | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
15Plus | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
15Pro | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
15ProMax | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14 | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14Plus | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14Pro | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
14ProMax | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
SE(第3世代) | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
13 | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
13mini | 6,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
SoftBankの新トクするサポート(トクするサポートプラス)とは異なる部分もありますが、iPhoneを購入する場合は検討してみる価値はおおいにあります。
楽天モバイルもSoftBankも機種購入プログラムがあるんだね。
楽天モバイルとSoftBankはどんなところが違うの?
SoftBank 新トクするサポート (トクするサポートプラス) | 楽天モバイル iPhoneアップグレードプログラム | |
---|---|---|
プログラム利用料金 | 無料 | 無料 |
対象機種 | iPhone Android タブレット パソコン Apple Watch | iPhone |
特典利用可能期間 | 13ヶ月目以降 | 25ヶ月目以降 |
回線契約 | 不要 | 不要 |
特典利用手数料 | 無料 | 3,300円 |
特典利用条件 | 端末返却 | 支払い方法:楽天カード 端末返却 |
【番外編】※次回SoftBankで対象機種購入必要(2021年9月23日以前の加入者のみ)
2021年9月23日までにトクするサポートプラスに加入している方は、特典利用する際に次回SoftBankで機種購入が必須です。
トクするサポートプラスを利用してSoftBankで利用中のiPhone11からiPhone13に買い替える場合は以下のような流れになります。
2021年9月23日までに契約している機種の後は、SoftBankで機種を購入して前に利用していた機種を返却することで残債免除になります。
新しく購入する機種で、新トクするサポート(トクするサポートプラス)(2021年9月24日以降)に加入することで、次回の機種をSoftBankで購入する必要はありません。
自分で安いところを見つけて買い替えて、本体をSoftBankに返却するだけで残債免除になります。
端末返却査定基準
査定基準 | 別途料金発生 具体例 |
---|---|
ガラス・筐体破損 | ガラス部分や筐体にひび割れ カメラ・ボタンに破損 |
液晶表示異常 | 液晶の液漏れ 焼き付き 横線・縦線が入っている 画面表示がされない |
タッチパネル動作不良 | タッチパネル操作ができない |
変形 | 液晶が浮いている |
電源入らない 初期化できない 改造品 | 特典A:故障時料金発生 特典B:回収不可 |
電源が入らない・初期化されていない・改造品は、2021年9月24日以降の加入者は故障料金発生で回収可能です。
2021年9月23日以前の加入者は特典Aを選択した場合は故障時料金発生で回収、特典Bでは回収できません。
加入期間 | 2020年3月27日 ~ 2021年9月23日 | 2021年9月24日以降 |
---|---|---|
特典A | 次回SoftBankで機種購入 + 端末返却 ➡最大24回分残債免除 | 端末返却 ➡最大24回分残債免除 |
特典B | 次回機種購入しない + 端末回収 ➡PayPayポイント付与 ※残債免除なし | 廃止 |
別途料金が発生
回収できない
※残債=分割支払い金の残りの金額
2年以内機種変更も可能
新トクするサポート(トクするサポートプラス)は48回の分割契約ですが、好きなタイミングで機種変更することが可能です。
新トクするサポート(トクするサポートプラス)の特典を利用する場合は、13ヶ月目から権利を行使できます。
13ヶ月目に特典を利用したとしても、残債免除は25回目以降分なので24回目までの分割支払い金は支払いが必要となります。
12ヶ月以前はトクするサポートプラスの特典は利用できませんので気をつけましょう。
返却方法
店舗
店舗で返却する場合は、以下の3つステップで行いましょう。
来店前に端末のIMEI(製品番号)を控えておきましょう。IMEIの確認方法は以下の通りです。
店舗にはショップスタッフさんがいるのでその方に従って本人確認を受け必要書類の記入等を行います。
店舗で返却する場合は、その場で回収になります。
データ移行など完全に完了してから返却する場合は、郵送での返却方法もあります。
データバックアップをとっておいても、復元するまでは心配な方もいらっしゃると思います。
郵送
郵送で送付する場合は、申し込み後翌月末までにSoftBankで査定完了していないと特典適用されないので発送準備が整い次第、迅速に発送して返却を完了させましょう。
郵送返却の場合は、『回収できる場合』と『回収できない場合』で対応が異なります。
返却の注意点
他社に乗り換えることも可能
新トクするサポート(トクするサポートプラス)は回線契約は不要なので、新トクするサポート(トクするサポートプラス)に加入している状態で回線契約は他社に乗り換えて利用することも可能です。
加入期間が2021年9月23日以前の方は、次回SoftBankで機種のみ購入し端末返却することで残債免除の特典を受けることができます。
2021年9月24日以降の方は、端末をSoftBankに返却するのみで次回の機種をSoftBankで購入する必要はありません。
機種購入先は自由に選ぶことができます。
SoftBankで機種購入しない場合ってどこで購入したらいいの?
例えば、2021年9月24日以降の加入者であれば
、次回の機種を楽天モバイルで購入して利用していた機種をSoftBankに返却すればトクするサポートプラスの特典を受けることができるよ。
まとめ
今回は、SoftBankの新トクするサポート(トクするサポートプラス)のサービス概要・デメリット3選・端末返却時の査定基準や返却について解説してきました。
デメリットを理解して利用してないと損してしまう可能性はありますが、サービスを理解して利用すればお得なサービスです。
SoftBankで機種購入検討されている方や、すでにSoftBankで新トクするサポート(トクするサポートプラス)を利用して購入していて端末返却する方は今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
SoftBankの新トクするサポート(トクするサポートプラス)は回線契約は不要で利用できるサービスなので、回線契約は定期的に見直すことをおすすめします。
ちなみに、SoftBankユーザーであれば必ず自宅のインターネット回線とセットにして割引を受けて損をしないようにしましょう。
コメント